2010年 02月 09日
春や春!加茂縞織、ファイナルです。 |

昨日は「加茂縞織り洋服展」のディスプレーに夜遅くまでかかり、
夜中に帰ってきました。
これは、今回の看板代わりに作ったパネルです。
加茂縞織は新潟県加茂市に、
江戸時代から伝わる木綿の野良着用の織物で、
その縞の模様は、江戸時代のものそのものが現代までに
伝えられおり、たった一人生き残った織職人の吉田さんが
守ってこられたのですが、
残念なことに、昨年でとうとう機をたたまれました。
今回が最後の・加茂縞織洋服展となります。
明治維新なってから、日本には様々に機械化され、効率化された産業が
入ってきますが、
それまでの日本は、多様に満ちたたくさんの職人が
その高度な技術で産業を担った、素晴らしい技術立国でした。
加茂縞織も手間がかり、生産性が低いですが
着てみると、手造りの風合いが気持ちよくまた
機械織のものと違いからだの呼吸とまっちするように
通気性に優れているので、
とても着心地が良いです。
今回吉田さんが最後の職人で、
この加茂縞織も、この世から消えていきます。
文明の発展は、ある意味、利便性や、効率性や経済性と
引きかえに
それまで長い年月をかけて積み上げられてきた職人の技を
あっと言うまに消失することでもあります。
手間がかかり、効率がわるく、高価だけど
とても大切なものを着ている・・・という私の気概などは
風前の灯でしょうけど。
そういう気持ちで着ています。
今回加茂縞織がなくなるということで、
他にも日本の庶民が愛した木綿の織物、
しかも豊田織機で生産しているものと探しましたところ
以外にも他に数点の伝統織物が見つかりました。
カタログ見本を取り寄せてみると
かなりカラフルで田楽しい縞のガラが
たくさんありあます。
昔の女達はこんなフウに縞模様を工夫し
おしゃれをしていたのかと
ちょっとロマンを感じました。
それらの縞柄を少しずつ、洋服にしたて
現代の女性達にご紹介したいと
思っています。
いつの時代にも
女性はあでやかで
美しいです。
日本の伝統の香りを
つたえらられたらと
思います。
by denshinbashira
| 2010-02-09 09:23
|
Comments(0)

