皆様、ほんとうに、ありがとうございました。 |
振り返ると
今年ははいよいよ自分を極めることの
始まりの年となりました。
祈りのノートを見ると
1月1日よりずーっと
・自分の中の執着をとり、感情を取り除けるよう
祈りの言葉を毎日
書き続けています。
それほど私は自分の中の偏った感情を
持て余していたのです。
感情に囚われず、
冷徹な目で現実を見、
受け入れる。
そして、
自我のエゴや支配欲や甘えに乗っ取られて
自分を見失しなわないこと。
また依存や執着をけっとばして
自分という柱をしっかり立てていくことなどが
年頭の自分の課題でした。
そして春過ぎての頃だと思いますが
自分のエネルギーの限界を痛感し
もう一度自分を立て直すために
引きこもりを実行することにしました。
もうあまり時間がない自分にとって
優先順位を極めないと、
あまりにも散漫に時間が過ぎてしまうということに
対しての処置です。
うかうかすると
自分の頭と体が分離し
きちんと考察を熟さないまま
行動してしまう、
つまり、
心身の分裂のままで
生きてしまう・・・という事に対する
自己警告です。
これはね、本当はとても大切なことで
自分の脳と
身体の両方が一致して
納得しながら生きていないと
自分がしっかり踏ん張れないのですよ。
迷いが起きてしまうのです。
そのためには
外界からの刺激や介入を極力排除する
そのためになるべく他者に係らないようにする。
情報をきちんと選択して制限して自分に入れる。
そうしてやっと
秋ごろから自分が大地に
しっかりし座っているという体感が
戻ってきました。
そして次の課題
自分以外の世界を
どう受け入れるか・・・・?
これを考え続けました。
実のところ
私は自分の外界の世界、特に世俗の世界が
あまり好きではありせんでした。
自分以外の人間もあまり好きではありませんでした。
私の中には、
批判的なインナーチャイルドがまだ
精力的に活動しており
瞬間的に批判や否定的感情をもたらしてきます。
さーこれを何とかしないと・・・と。
しかし
思いがけなくも
批判のチャイルドが頭の中を
駆け巡ろうとすると同時に
アダルトが声を出してその対象を受け入れる言葉を吐きます
アダルトがチャイルドを説得するのです。。
すると、批判のチャイルドが中和されて
やがて消えていきます。
つまり独り言の効用です
うぁー、
思いがけない効力!
それからは
自分の中に批判や否定や嫉妬などが
出そうになると
アダルトに声を出してもらい
ぶつぶつ独り言を言いながら
自分の中の感情を客観的に
お掃除していきました。
さていよいよ11月に入ると
人間が生きるということが
どんな人間も
どれほど
大変であるか・・という認識のもと
できるだけ
やさしい視点で
人間をみつめていようという課題に
入りました。
つまり
できるだけ人間を抽象化し
普遍化して見つめること。
なまなましい感情や
受け入れがたい欠点を
そのまま見ないこと。
その奥にある
人間としての懊悩の闇の奥にある
ぼんやりとした核の光に
焦点をあてて
みること。
人間のエゴや欲の奥にある
やわらいかい
生命の種をみようとすること。
今の私自身は自分の中に
その萌芽を確信しています。
うれしいです。
来年は
そういう自分をひっかかえて
もっともっと
自分を低くしたいと
おもっています。
旧約聖書の
イザヤ書40章のなかにある
この言葉のように、
すべての谷は埋め立てられ
すべての山や丘は低くなる。
盛り上がった地は平地に
険しい地は平野となる。
のこされた時間を自分と皆様のために
使い尽くしながら、
穏やかで
平安な平らな自分まで
到達したいと
思っています。
このブログを読んでくださっている
皆様
ほんとうに
ありがとう
ございました。
善き新年を
お祈りしています。