庭の改造 |
庭の改造をしてくれた。
以前からキミちゃんは庭にある大きな老白木蓮と
金木犀の木を切ったほうがいいと助言してくれていたのだが
せっかくのこの老木を切るに忍びなく、決断することが出来なかったのだ。
しかし、ある大きな人生の転機が今年の6月にあった。
それ以来私は意識的に執着することを極力やめ、
自分をコアにするため、
捨てられるものは出来るだけ捨てることにした。
そして庭もシンプルにすべく、この2本の木を切ることにした。
さて、朝起きて庭に出てまず白木蓮から、次に金木犀を抱きしめ
「長い間有難う、そしてさよなら」とお別れした。
ふたつの木を切ったあとの庭は見事に広々し、そして思いがけなくも
風が通り抜けていく開放的な空間に生まれ変わった。
自分に固執せず、早くキミちゃんの助言を聞いていればよかったのに
それが出来なかったのは、私が「変化する」と言うことに
臆病になっていたからだと思う。
いつのまにか自分の視界に固執していて
他の角度からその世界を見ることが出来なくなっていることが多い。
つくづくと人によって見える風景の多様さに驚かされると共に
他人の視点や角度の、自分とは違う世界を見せられるとワクワクする。
今日もとても楽しい一日でした。
キミちゃんと堀越君に感謝!